…随分仲が良いようではないか。
喧嘩するほど仲がいい、と昔から言うだろう？

[それなりに酔いが回っているらしい。
にやにやと人の悪そうな笑みを浮かべている。]

だー、えっらい目にあったぜ！

[...はどかどかと集会場に入ってきた。服がドロドロに汚れている]

山の方見に行ったら、すっ転んで沢に落ちちまったよ。戻るにもよじ登れねーし道も分らねーし…やっと村に戻れたぜ。
あークソ、飲まなきゃやってらんねぇっつの。

[目敏く酒の瓶を見つけると、勝手にブランデーをグラスに少量注いで呷り、一息ついた]

…あれ、結構人増えたのか？
私はグレゴリウスだ。よろしく。ちゃんとした挨拶は、またあとでな。

まずは風呂借りるぜ。

[...は着替えらしい物が中に見える手提げを持って、つかつかと奥へと向かって*行った*]

なんだ、慌ただしいと思ったら紋章官殿か。

山道ではあまり慌てすぎない事だ。
狩人が仕掛けた罠だけでなく、天然の罠がそこらに転がっているのだからな。
熊に襲われなかっただけマシだと思いたまえ。

[ラドルフは羊皮紙を投げ捨てながら]
……まさか、集会場の外では『明日』という概念が存在しないとはな。
由々しき事態だな。
雇われの身の吾輩たちにとって、これほど恐ろしいことはない。

[そう言いながら、テーブルに備えられていた林檎を囓る]

そういえば、傭兵仲間に聞いたことがある。
週を計るための巨大な砂時計があるとな。
それを持ち込むことができれば、砂の目分量で時の流れを知る事ができるかもしれぬな。
意識や認識までが巻き戻るのであれば意味がないことだが。

うむ。『明日』という概念が消失しつつあるのだ。
週を計る為の巨大な砂時計…？
いや、時計の持ち主なら意識や認識が戻ることはないのだが。
運搬に相当骨が折れそうだな…。

[さてどのくらいの大きさなのかと考えをめぐらせながら、まだ何も書かれていない羊皮紙を取り出す。]

人数が集まり次第、時間泥棒対策の会議を進めようと思う。
仮決定時間、本決定時間はどれくらいが良いか。
この羊皮紙をメモ代わりにしてくれたまえ。

[窓の外を見た。相変わらず晴れ渡っている。]

『明日』は雨が降るかもしれないと言っていたのだがな…。

なるほどな、吾輩たちはこの時計の力で認識を保てている訳か。
早急にこれを時間泥棒どもから守り通す事を考えねばならないようだな……。

[いつの間にか眠っていた様だが、今回は椅子から落ちる前に目が覚めた]
ん・・・ふぁぁ・・・
しまった、また眠ってしまったのか・・・
せっかくブランデーに出費したのに飲み始めに遅れるとは無念・・・

起こしてくだされば良いのに、お二人ともずるいですよ？
[椅子から立ち上がりブランデーを少しグラスに注いで一口飲んだ]

（着々と盗まれた刻に関わらぬ人が集まりつつあるのか、この中に時間泥棒とやらが“居る”わけになるのだろうが、この仮定は有っているのだろうか？　いや、この仮定を疑っても始まらないのも事実か）

何度散策しても記憶は戻りませんね、実際問題生活に支障は、さほど無いので構いませんが。

>>196
物珍しいモノには興味をひくモノであるし、私は気にしないよ。ただ手放してはいけないものだという強迫観念はあるのだけどね。

>>198
無事？　えっと私は無事ではない可能性が有ることに遭遇したのだろうか……。

［抱きついた少女の肩に手を掛けて視線の高さを合わせるべく屈み、真摯な視線を向けた］

良かったら教えてくれると嬉しいのだけど。私に何が有ったのだ？

>>201
それは申し訳ない。が、その手の冗談は真顔のままで言うと冗談に聞こえな、……まさか冗談じゃないとか？　そうかそれは気まずいというか心底恥ずかしいというか、難儀する展開ではあるな、やはりもう少し散策してくるとしよう。

[しれっとグラスを掲げた村長ににやりと笑いかけ]

くぅ、やっぱ旨いのは違うね！

[ヒルダが駆け込んでくれば、ようと上機嫌に挨拶しただろう]

よう、お前さんもか。

[ラドルフが入ってきてちびちびとブランデーをすすれば、目を細めてグラスを掲げ。静かに二人の話を聞いていた]

[>>299ずるいですよと声を掛けられれば、意地悪く笑ってみせ]

ははっ、油断大敵ってなぁ。

[自分も一口呑み下し]

俺もそろそろ書いておくか。会議はか弱い乙女でも参加できるらしいからな。しかし泥棒してない時は、どこに居るんだろうな？そもそも容疑者候補でもあるんだっけか？俺らは。

>>304
意地悪ですね・・・
そういえば・・・目覚めのキスが無かったのですが、お預けですか？
[イゾルデの隣に椅子を持ってきて座り、普段と変わらない口調で爆弾を落とす。]

私達が集まってるのは、犯人の行動を抑制するのと
絞込みもあるのでしょうね・・・
さくっと捕まえて、草原に戻りたいですねぇ・・・

うむ。
時間泥棒の動きを抑制しつつ、誘き出しを狙っているのだ。
奴らは我々の時計と似通った物を持って此処にやってくるだろうと思っている。
そのうえ元の持ち主の時計を盗み、本人になりかわるという恐るべき技術を持つのでな。
顔なじみであっても疑わねばならぬのは、少し辛いがね。
奴らは集会場に封印された時計を狙いに、此処へ来る筈だ。
なにせ、特別な時計だからね。今までに没収された全ての時計があの奥に眠っている。

[集会場奥の大きな扉に視線を送る。]

あの中に封じられた時計を盗まれてしまえば、村は時間泥棒の手中に落ちることとなるがね。
奴らは時計コレクターでもある。
時計から時間を吸い取った後も、装飾品代わりに持ち歩いていることもあるのだとか。悪趣味な話だ。

[>>278 に、首だけ振り返ってどんよりと]
村長〜
だって、これは、情報屋にあるまじき失態ですよぅ。

早さの足りない情報屋なんて役立たずむいいところでございますよ。
それに、ワタクシが事件の当事者だなんて……
[とても困ったような表情だ。]

[とても困ったような表情だったが。]
おやおや〜？

こんないたいけな少女をお酒に誘うなんて、村長もイケナイお人でござるな〜。

[口ではそう言いつつも、その目はブランデーに興味津々だったりする。]

ふふーん、せっかくなのでご相伴に預かるでござるよ。にんにん。

[※注 未成年の飲酒は(以下略)]

…む。
未成年だったか？

[暫し、沈黙。]

………まあ、飲み過ぎない程度に。

[気付かなかった事にした。]

事件の当事者となって相当戸惑ってはいるのだろうが、協力してくれたまえ。
キミの力が必要なのだよ。