・・・っ。

ごめんなさい、喉ひっかけちゃった。
うん、ありがとね。

そだね、寝てる。
アナも無理しないで休んでね。　うん、もう少しすれば元気になるから。

うんうん、ありがとだよ、アナ。

ヒルダちゃん、起きてるー？

……まだ休んでるのかな。
テキトーに栄養のありそうなもの買って、厨房に置いといたから、気が向いた時にでも食べてね。
なんか、白くてプルプルしたのなんだけど、冷やしとくよ。

無理しないでやすむと良いよ。

ツィンカ、ありがとう。
これなら起きたときに食べられそう。

ヒルダ、今度ツィンカの踊り見に行こうね。

[一枚の手紙を手にし]

……申し訳ありません。
外の教会より火急の呼び出しがかかってしまいました。
この先、少なくとも一週間はお勤めに参らねばなりません。

こんな状態のヒルダさんを残して行くのは心苦しいですが。
どうぞ皆様ご無事で……。

……もし私が無事に戻ってこれたら。
また、一緒にお肉を食べましょう。

[そう呟いて、一頭の馬を引いてくると森へと走り去った]

ん？神父様まで居なくなられたんですね。
ヒルダさんとアナさん、仲よさそうに眠ってる。まるで、姉妹みたい。ふふ。

よーっす。

ホラントの噂の真偽を確かめにきたぞー。

はむ☆すたぁ人間だっけ？
あいつら確か不味くてゴムみたいで食えないって聞いた事あるけど……って誰かいないのかよ。

・・・暗くなってる、もう・・・夜だね。

え？　これ・・・、もも？
ツィンカさんから？

そっかぁ、ふふ。　お礼言わなくっちゃね。

アナがむいてくれるの？
ありがと。

へぇ、そうなんだ、旅人さんとメイドさん、羊飼いさんが？

え、残念・・・行っちゃったんだ。
会ってお話したかったな。

これ、メイドさんが？
うんうん、ほんとありがたいよ。