あーん。

すごく瑞々しくって美味しいね♪
アナも一緒に……うん。

ところで、神父さまは？

・・・そか。

あっごめん、なんでもないの。

うん、多分あさって位には起きられると思うよ。

うん、そうなんだ。
それでね・・・。

え？　うん、お願いアナ。

ごめんね、面倒かけちゃって。

うん、タオル熱すぎもしないし、気持ち良いよ。

ありがと。
元気になったらちゃんとお礼するから。

ううん、それじゃヒルダちんの気がすまないもん。
えへへ。

・・・うん、じゃお休みするね。

おやすみ、アナ♪

う……なんだろう、この、ヒルダちゃんの扉から漂ってくる「開けようとする人は空気読んでね♪」オーラ……

差し入れは無事受け取ってもらえたみたいだし、今日はもう遅いから、日を改めるとしようかな。

（小声で）おやすみ〜。

Σんがっ


女扱いされた夢を…オレは女じゃ無…ぃ、ぐーー。

[彷徨った教会の中、礼拝堂の椅子へ寝転んでそのまま*熟睡*]

ごちそうさま。
スープ美味しかったよ。

ん？　うん、元気元気♪　あ、そだ。

ほら、見て。
月があんなにおっきい。

こんな月見てると、不穏な噂が嘘みたいだね。

……風。

うん、閉めよっか。

……うん。
いつもありがと、また明日ね♪

ヒルダを見つけられて良かったよ。

イゾルデさん？女の子じゃないよ。
雰囲気ではそう見えるかもしれない？
かな？この村にはそんな人も多かったよね。