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(123)パン屋 ヨハン |
2011/06/07(火) 10:00:13 |
おはようさん。なんか集まれ言われとったけどここでよかったん?
あと、なんや時計持って来いってこんなんでええの?
[そう言って、エプロンのポケットに無理やり入っていた物を引っぱり出す。
レトロなベルつきの目ざまし時計だった。]
(124)パン屋 ヨハン |
2011/06/07(火) 10:03:23 |
ダメって言われると困るんやけどなあ。俺の所、あと店の柱時計くらいしかあれへん。けどアレ重いし。
生地練るのに腕時計つけていられへんし、粉ついた手で懐中時計とかも弄れへんもん。
(125)パン屋 ヨハン |
2011/06/07(火) 10:07:36 |
ううんっと、とりあえず顔出しだけしとくなー。店終わったらまた来るなぁ。
そんじゃ。
(126)仕立て屋 イゾルデ |
2011/06/07(火) 10:15:48 |
なんか人増えてる。
そろそろうちのちび共が腹減らして泣き出す頃だし、飯作ってくるわ。
ばーちゃんが作っててくれたら楽なんだが…期待はせんどこう。イモウトも今日は仕入れでいないしな。
(-26:独白)仕立て屋 イゾルデ |
2011/06/07(火) 10:17:07 |
♪うちのとーちゃんはムコ養子〜♪
(127)羊飼い アルベリヒ |
2011/06/07(火) 17:52:15 |
時計の故障ではないらしいぞ。
村長曰く、時間泥棒が来た影響らしいが。
あとヨハン…は行っちまったか。あの時計持ってこないと集会場には入れないらしいぞと言う心算だったんだが…。
さて、と。
[テーブルにあった羊皮紙とペンを手に取る。]
ちびすけの似顔絵でも描いてみるかね。
(128)羊飼い アルベリヒ |
2011/06/07(火) 17:53:54 |
[しかし、出来上がった絵はどう見てもわたぼこりに足が生えたようなシロモノだった!]
絵を描くのは苦手だ。
しかしヨハンとこの時計は目覚まし時計か…パン屋は朝早いらしいからなあ。
[しみじみ。]
(129)仕立て屋 イゾルデ |
2011/06/07(火) 19:22:36 |
おや。可愛いじゃないか。
…毛糸玉かい?牧場のマスコット?
いま流行のゆるキャラってやつなのかね。
(130)老女 ゼルマ |
2011/06/07(火) 19:43:09 |
おやまぁ、町へ行っている間に皆さんお揃いで。
さて、もう一つのローズマリーとアーデルハイドの物語を語らせて貰うわ。長いけど、この婆に少しだけ付き合って頂戴ね。
(131)老女 ゼルマ |
2011/06/07(火) 19:45:57 |
ノイマン伯爵が治めていたキルステンを出た私は、グラスゴーの郷、ルエン大都市国家、港町フュート、グラン王国等を転々としていたわ。
私が28になった時、静かな山間のサナールの街で体験したそれはそれは哀しい結末の物語よ。
(132)老女 ゼルマ |
2011/06/07(火) 19:49:23 |
サナールの街での暮らしはとても慎ましく素朴で、自然と調和した生活を送っていたの。
そんな中、街で結婚間近の、将来はおしどり夫婦になるって確信されていたローズマリーとアーデルハイドの二人が居たの。二人とも深く愛し合っていたわ。見ているこっちが照れてしまう位よ?
(133)老女 ゼルマ |
2011/06/07(火) 19:53:42 |
静かに淡々と時が流れる街で、二人の結婚式は収穫祭の最終日、そう。9の月の23日に決まったのよ。
街での一大イベントの収穫祭と、愛し合う二人の結婚式のダブルのめでたいイベントとあって、大はしゃぎだったわ!
私もローズマリーの衣装合わせやら、収穫祭自体の準備で忙しくも楽しい日々を送っていたの。本当に楽しくて、夢のように時間が過ぎていったわ。
(134)老女 ゼルマ |
2011/06/07(火) 19:56:37 |
でもね・・・。結婚式は開かれることは無かったの。
・・・。収穫祭の最終日の前日にアーデルハイドが事故で無くなったの。結婚式に使う食材を、鹿や猪の肉を持ってくるって山に意気込んで入ったまま、その日は帰ってこなかったの。
(135)老女 ゼルマ |
2011/06/07(火) 19:59:17 |
心配したローズマリーが山を一人探索に行くと、無残にも獣に食い荒らされたアーデルハイドの遺体が見えた。
ローズマリーは号泣したなんてもんじゃ無かったわ。狂ったように泣き叫び、呪いの言葉をぶちまけてしまったのよ。余りに酷く慟哭していたものだから、私達は彼女を暫く一人にしたの。
それが、もっと大きな悲劇を招く事とは知らずにね。
(136)老女 ゼルマ |
2011/06/07(火) 20:02:09 |
暫くして、気がつくと、ローズマリーとアーデルハイドが楽しそうに談笑しているの。彼らの結婚式に何の料理を出そうかって話を街のみんなでしていたわ。
私はほんの少しだけ違和感を覚えていたけど、その時はなんだったか分からなかったけど、すぐに収穫祭の準備に没頭したわ。なんてったって、明日は結婚式なんですものね!
(137)老女 ゼルマ |
2011/06/07(火) 20:04:50 |
その内に、ローズマリーは、アーデルハイドと一緒に一番近くのバスクの村まで買い物に行くことになったみたいなの。ちょっと時間も遅かったけど、月も出ているし、アーデルハイドも居るから大丈夫だろうと思って皆して見送ったわ。
・・・その後、村に戻ってきたのは瀕死のローズマリーと暴漢に襲われて亡くなったアーデルハイドだったけれどね・・・。
(138)老女 ゼルマ |
2011/06/07(火) 20:08:08 |
慧眼の皆さんは分かったでしょう?
ローズマリーが時を繰り返す時計を使って、なんとしてもアーデルハイドを助けたかったって真実が。
でも、それにも関わらず、山に入って獣にやられたアーデルハイドを村までの買い物に誘えば帰りに暴漢に会うし、二人の家で静かに過ごそうと思えば、ランプが急に倒れて火事になって黒こげ。
宴会場で皆で騒ごうとすれば、一気飲みをさせられてアルコール中毒でアーデルハイドは倒れて死んでしまうし・・・。
(139)老女 ゼルマ |
2011/06/07(火) 20:10:41 |
ローズマリーが、彼を助けようとして、時計の力を使えば使うほど、時間はねじれて曲がっていく。
それに最悪な事に、アーデルハイドは自分が毎回死んでしまっている事には気がつかない。次第に彼の生死を案じるローズマリーが疎ましくなってしまって二人の仲は険悪に。
ローズマリーも真実をアーデルハイドに話しては見るけど、彼はにわかには信じられずにローズマリーを不振がるばかり。
(140)老女 ゼルマ |
2011/06/07(火) 20:12:15 |
ローズマリーの苦肉の策で、ローズマリーがアーデルハイドを刺した瞬間に、時を戻せばアーデルハイドも信用してくれるだろうと考えた彼女は、アーデルハイドに自分の考えを話し、時間を撒き戻すことで話はまとまり実験に移ったの。
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