わわっ、たいへん![ドロテアの指が熱さで跳ねるのを見て、声をあげた急いで厨房に行き花柄の小さなハンカチを水で濡らしてそっと彼女の指にあてがってから砂時計をひっくり返す]ドロテアさん、大丈夫…?この砂が落ちるまで、ずっとこうやって冷やしててね[さらさらと時を計る音が聞こえる]火傷はちゃんと手当てしないと痕が残っちゃうって、パパが言ってた