村長に呼ばれた面々が遅刻せずに揃う為の儀式だとか？
冗談だとは思うけれどな。

あぁこの時計ですか？
贋作も多く作られるくらいの人気のある時計らしいです(AとかBとか)
なんでも耐熱防水加工を施し、岩が降ってきてつぶされても壊れない時計だとか。
友人が旅行先のおみやげだと私にくれたのですよ。

[そういや最初来ていた時に持っていたうさぎの中にあの時計が入ってたとかなんだろうか。
単に子供の頃使ってた時計を間違って一緒に持ってきただけかもしれないが…。

などと思いながらギュンターの時計を見ている。]

頑丈そうな時計だな、それは。
いや、岩が降ってきたら時計よりもこちらの身が危ない気もするが。

［なんだかものすごく可愛い物を見る目で見られている気がするのだが…気のせいだろうか。］

…うさぎ。

[突然何か言い出した。]

まぁあくまでそういう時計だ、と友人が宣ってただけなので真意は不明ですね。
大体役人職でそんな危険な目に合うようなことはめったに無いでしょうから。

それにこの時計、もう一つ面白いことが出来ましてね。

「時計の蓋をあけボタンをぽちっと押すと中から兎のぬいぐるみが出てきた］

こういった感じに、中から兎が飛び出すんですよ。子供をあやすのに使えて便利なのです(にっこり)

っと。ヴェルナーも寝てたんだな。おやすみ。
うさぎはいいな。羊の方が好きだが。

[何を言い出すんだか。]

…おおお。
どんな作りなんだその時計。

[ギュンターの近くに寄ってきていたキルシュはびっくりした！
うさぎのぬいぐるみを威嚇している！]

あれか。かわいい対決かキルシュ。

うさぎにひつじですか。どちらも可愛いですよね(にっこり)

さて、私はもう少々書類とにらめっこを続けねばなりませんので席をはずすといたしましょう。
では一度失礼いたしますね。

そうか。おやすみ。
明日になればキルシュも落ち着くとは思う。
…おれも寝るか。

[威嚇しているキルシュを宥めながら、今日は集会場の個室を借りる心算らしく、奥のほうへ消えていく。**]