目を覚ますと、隣にはフレイの姿。腕枕・・・ずっとしてくれてたんだ。細身だけど筋肉質なその腕に横になったままほおずりしてみると、産毛がさわさわとしてこそばゆかった。くす、よく寝てる。夕べは・・・ね。うん、起きよ。そっとベッドから抜け出して、伸びをする。洗面に行く前に、ふと気になって端末の電源を入れた。