ん・・・あさ?目が覚めるとフレイがお腹の上に固く絞ったタオルをもったまま、覆い被さっていた。とっても疲れてるみたい・・・一晩中看病してくれてたんだ。あなた・・・ありがとう。面倒ばっかり欠けちゃってごめんね。フレイの看病のお陰か、頭はだいぶ軽くなっていた。・・・うん、大丈夫だわ。私はベッドをそっと抜け出し、フレイにタオルケットを被せて、台所を通り抜け洗面へと向かった。