もう誰もいなくなったお家・・・フレイがこっちに来てから誰もその後に立ち寄った形跡もない。扉をすり抜けると床にはうっすらと白い埃が積もっていて空気は冷たく、湿っていた。押し入れの奥を探ると、一年前の式で使ったキャンドルが出てくる。これ・・・、本当はこっちで一緒に・・・。でも、私が上にいたらフレイのことこの手で・・・。結局はそんな運命・・・だったのかな。