(-27:独白)獣医師 フレイ |
2007/06/26(火) 02:22:05 |
[公民館からの帰り道。チャミーを連れて夜道を散歩する。時はもう6月。初夏の生暖かい空気が肌を包み込む]
思いが重なる、その前に・・・
[いつか聞いた歌をふと口ずさみ、ぎゅっと手を握りしめる。きっと感じられるのは自分の体温だけなのだろう・・・それでも瞳を閉じると、柔らかなノエルの手の感触が蘇る]
あれからもう4ヶ月か・・・私たちがあの世と呼んでいる世界がもし存在するのなら、ノエルがたくさんの笑いに包まれて、幸せに暮らしてくれることを願うよ。
・・・私のことは忘れていいから、自由にセカンドライフを過ごして欲しいね。
[淋しそうな笑いを浮かべ、夜空に向かってつぶやいた]