実際は、僕かギュンターさんを泥棒と見ていたなら、アルベリヒさんに偽黒判定はありだったと思う。
残り灰は手順でロラされるし。。

説得するために(>>83)を言ったけど、ドラキュラには本当に感謝しています。

僕は、優しくなどないのですけどね･･･（苦笑）

こんな時間までつきあってくださる、ドロテアさんやアルベリヒさんの方がずっと優しいです。
僕を最後まで守ってくれたドラキュラも。

ドラキュラは怒ってるかもしれないな･･･

最後の盗み先の選択が･･･本当にごめん。

[自室に戻り、ベッドに腰を下ろす。
懐から出したのは、金の懐中時計。丁寧に手入れをしているけれど、それでもくすみが目立っている。]

君と、やっぱり今日でお別れなのかな。

[苦笑い。辛かった事・楽しかった事。ほとんどを、この時計と過ごしてきた。
神職を志して国を出る時、それまで仲たがいしていた父が『お守りに』と贈ってくれた時計。

時詠みの魔法を跳ね返し、他の人の時を盗む力を有しているのを知ったのは、しばらく後の事。]

[時計の持つ力を知り、どうしようと狼狽えていた矢先に届いた父の訃報。
形見となったその時計を、憲兵に差し出す事もできず。
手元に置いているうちに、いつしか時計に魅入られていた。]

　父さん･･･。

[一言呟き、目をつぶる。
できる限り長生きしろ、が彼の遺言だったと聞いて。
盗んだ時で少しずつ自分の時間を伸ばしてきたけれど。
時計を手放す事になるならば、それも良いかもしれない。ドロテアの決断を待とう、と思い、時計をしまってベッドに寝転んだ。

仕事仲間のジャコは、今頃どうしているだろうと思いつつ**]