[メルセデスの説明を聞いて、想像してみようとしたが]

……それは大変です。
お部屋が滅茶苦茶になってしまいます。

[強い風が部屋の中を吹くのだから。]

おかえりなさい、アルベリヒさん。
今日はビーフシチューらしいですよ。

[ドロテアに言われて自分も想像し、シュールな光景が見えた気がした]

確かに大変ですね。
とすると……妖精さんの粉がかかってるのかもしれません。

おかえりなさいませ、アルベリヒ様。
只今御用意いたしますので、少々お待ちくださいませ。

そういえば――お手紙ありがとうございました。

[深々とお辞儀して厨房へ]

お待たせしました。
どうぞごゆっくりお召し上がりくださいませ。

すまない、ありがとう。いつも助かっている。
……今日のも、美味しそうだ。

[そう言うと暖かそうなビーフシチューをスプーンで掬い、口に運んだ]

妖精さん……時計塔にいるという？
それとも別の――

不思議なこともあるものですね。
でも、時間が繰り返すのの比べれば、可愛くて素敵ですけれど。

妖精さん……そういえば時計塔の妖精さんは大人しくしているみたいですね。いつまた悪戯しはじめるか分かりませんが。

はっ。
アルベリヒさん、胡桃のタルトもありますよ。
好きですか？　そうですか、そうですか。
食べてくださいね。２ホールも作ったので余り気味です。

[食べ終わったビーフシチューの皿を横に寄せて]
妖精か……。
今日みたいな事がある時に出てこられると、いたずらもいつもより酷くなりそうだな。

そういえば昨日のタルトもメルセデスが作ったものだったか。
…美味しかった、ありがとう。
[1ホールまるまるおかれた皿を見つめつつ、とりあえず切り分けてみた]

ふみ？いつの間にか、いっぱい賑やかになってるねー。
神父さまドロテアさん、こんばんはなの。
[眠そうに目をこすりつつ、ほたほたと室内へ入っていく]

あー、タルトだ。何タルト？ボクも食べていい？
帽子のお兄ちゃんは、初めましてだねー。ボク、マリオン。
ねね、その首の光ってるのなぁに？それがお兄ちゃんの時計なの？
[タルトと珍しい品にちょっと目が覚めたよう。アルベリヒの横にちょんと座った]

[アルベリヒの労いに]

これがお仕事ですから、どうかお気遣いなく。
でも、お言葉ありがとうございますね。

それでは、私はそろそろお先に失礼いたします。
皆様、お休みなさいませ。

[美味しいという言葉には嬉しそうな笑顔で返し、
　切り分けてもらったタルトを自分も１つ貰い、マリオンの前にも置く]

胡桃は僕の好きなものでもあるのですよ。
もちろん苺もリンゴもブルーベリーもチョコも甘いもの全部好きです。
あ、嫌いなものはないんですけどね。
食べてはいけないだけで。

まあ、マリオン様、こんばんは。

夜遅くに大丈夫ですか？
歯磨きはきちんと、お忘れなくです。

それでは、改めてお休みなさいませ。

ドロテアさん、お疲れ様。お休みなさいー。

神父さま、ありがとうー。胡桃なの、このタルト。おいしそうだね！ボクはねー、ルバーブのタルトが好きー。あとね、タルトじゃないけどシュークリームも好きなの。
[期待に満ちたきらきらした目で神父をじっと見た]

やあ、良いお湯だった。
少しうとうとしてしまったよ

[新しい顔ぶれに気づき]
ああ、騎士さんにアルベリヒ、それにマリオンも。
こんばんは。

[遊んでいた鳩が主に気づくとそちらに飛んで行く]

あ。
おかえりなさいー。

ルバーブって何でしょう？

おじーちゃんこんばんはー。
[ベリエスに挨拶するとタルトを嬉しそうにもぐもぐ。クリームが口の周りにべたべた付いている。タルト食べつつ先ほど聞きかじった単語を思い出して首をかしげた]
んーと、えと妖精さんも来てるの？なんだっけ、なんか怖い人が来たって村長さん言ってたけど、妖精さんもいるのかな？
怖い人と妖精さんがいるから時間がぐるぐるしちゃってるのかなぁ？
[む、とフォークに刺さったタルトの欠けらを見つめつつ真面目ぶって顔を顰めてみた]

[隣にきたマリオンにうなづいて]
ああ、コレも時計だ……。
やはり珍しいのだろうか、これをみると皆興味を示す。

[タルトに喜ぶ姿に少しだけ笑みを浮かべる]

ルバーブは赤くてちょっとすっぱいフキ見たいな野菜の事だよー。ジャムでもおいしいよ。