[飛んできた鳩を手にとまらせる]

ふふ、ヴァイス、たくさん遊んでもらったかい？
神父さん、かまってくれてありがとうね。

ドロセア、お休み。いい夢を。

[隠居の姿を視認して軽く一礼する]
こんばんわ、ご隠居どの。

シュークリーム…って、綺麗に食べないと行儀が悪いですよ。
タルトでこれだとシュークリームですともっとべたべたしそうですね。

[軽く笑いながら口の周りを拭いてやり]

酸っぱいのですか？　野菜？
じゃあ甘くしてから作ったりするんでしょうかね…。
[ぶつぶつと呟きながら首を捻り]

へーぇ…うん、ボクこういうの、初めて見るよー。
[微笑を浮かべ応じたアルベリヒの胸元に、顔を近づける]
いち、にぃ、さん…12本あって、今端っこのひとつだけ光ってるね。
これ、全部光ってたらキレイだろうねー。何時になったら全部光るの？みたいなぁ。

あら、みんなお揃い？
食事いただくわ。勿論タルトも。甘いタルトっていいわぁ。

[ベリエスの鳩をじっと見て。]

鳩さんかわいいわね鳩さん。
本物じゃないなんて、びっくり。

おやおや
[マリオンの口元を拭かれる様子を微笑んで眺め]

時計塔の妖精か。どうやらそうらしいねえ。
集会場の外では不思議な光景をちらほらと目にするよ。
このままだとどうなってしまうのやら…村長は何か考えているのかな


[アルベリヒの胸元に目をとめ]
ほう…これは美しいねえ。
時計なのかい。いやあ、不思議なものだね

うみゅー、ちぃっちゃい子じゃないから自分でできるよお！
[べたべたな口元を拭かれて、ぷくっと頬を膨らせる。だが、神父のおかげでアルベリヒの服は被害を免れた模様]

アーモンドかカスタードクリーム敷いて、焼いた上に粉砂糖かけたりで甘くしたりするんだってー。ママがね、作ってくれるの。おいしいんだよ！
[自慢そうに神父に胸を張って言った]

やあこんばんはツィンカ。

ふふ、昨日約束していたっけねえ。
[鳩が見えやすいように手を少し上げた]

手にとって見ても良いよ。手触りで本物ではないのがすぐわかるから

あたしはベリー系のタルトが一番好きよ。
甘味と酸味のバランスが取れている方がいいわ。

そう？じゃあ触らせてもらうわ。

[ベリエスの鳩をさわさわ。]

…よく考えて見たら、本物の鳩を触ったことがないからちょっとわからないわね。

[マリオンの問いに答えるように軽く頷いて]

こっちの細い方から1時間ごと、光る本数が増える。
12時になると一度全て光って、それ以降は小さい方から光が消えていく。
丁度、夜の0時を刻む時には全て消えていることになるな。
光きるまでに6段階光の強さが変化するから、一応20分毎の時間も分かるようになっている。

[一つ一つ棒を指刺しながら丁寧に教えている]

[ベリエスの方を向いて頷き]

光る原理は分からないが、これはとてもキレイだと、俺も思います。
貴方も、見ますか？

マリオンのお母さんは料理が上手なんだね。
聞くだけで美味しそうだ。ぜひ、いただいてみたいねえ


ああ、ツィンカ、それならずっと触っててごらん。本物なら暖かくなるはずだろう？生きてる証にね。

そうなんだーお兄ちゃん、ありがとう。
じゃあお昼になったらみんな光るんだねー。おもしろいなぁ。
[アルベリヒに彼の時計の仕組みを聞いて賢しげな事を言ってみる]
んー、ちょっと勿体無いね。せっかく光る時計なのに夜の十二時に真っ暗って。でもそっかー。夜に明るかったら寝れないかなっ。

[頬を膨らましたマリオンのほっぺ伸ばし]

教会の子供たちは、それ以前に汚したりしません。
焼いた上に粉砂糖……ふむ。ルバーブは明日にでも調べてみましょうか。
[自慢気な話は聞かなかったことにした]

あ、そっか。

[暫く鳩を撫で続けている。]

冷たいままね。
まあでも、時計なんだから温かくなったら大変かしら。