……あら、どなたかお使いになったのでしょうか？
食材は……ふむ、充分ですね。

(もっとも、無くなっても、外から持ち込めば済むのかもしれませんけれど。)

……ツィンカ様もお好きそうですし、朝食にフルーツサラダをおつけいたしましょうか。

それにしても、16人も集まったら私ひとりでは大変ですね。
使用人では私しか集会場に入れないそうですから、仕方ないのですが。

――今の内に下拵えを*沢山しておかなくては*ですね。

朝食の時間らしいな。
少しいただこうか。後の人達もそろそろ集まってくるのだろうか。

んん？いー匂いがするねー？
[集会所に入ると漂う料理の匂いに辺りを見回し、朝食の置かれた卓に向かう。先客にひょこりと頭を下げにっこり笑う]
騎士様お早うございます。ドロテアさんもお早う。おいしそう、ボクも食べていい？
[返答があっても無くても気にせず椅子によじ上がり、近くの皿を引き寄せる。伸ばした腕には、盤面下部にある半円が特徴的な大振りの腕時計が重そうに光っている]

…ん？

[ドロテアの視線を感じた気がしたが>>41
　気のせいかと部屋に戻りながら]

ふぅ、ちょっと心配になって教会に帰ってみたら案の定、告解室の前で体育座りしてしょんぼりして待ってるとか。
愛すべきバカと言うべきかアホと言うべきか健気というべきか。余ったポテトアップルパイ持って迎えに行く僕は本当に天職ですね。

……眠いですが。
[そのままベッドにぱったり*]

[どこかで何か倒れこむような音がしたような気がした]

んーん、ボクの時計、騎士様のとちょっと似てる？この、半円のが付いてるトコ。騎士様のはお月様が見えててボクのは秒針が付いてるんだけど。

今日も畑仕事をしてきたけれど、やっぱりなんかピンと来ないねえ。
どうしたものかしら。
けれど放っておくわけにも行かないし……。

さてさて、今日も夕飯を頂こうかね。
徐々に人が集まってきてるみたいでうれしいねえ。

[目を擦りながら、食堂のドアを開けて]

いけません、二度寝だなんて…。
枕が替わると落ち着かなくて熟睡してしまいます。

あ、カローラさん。
食堂でよく会いますね。
[ドロテアが作っておいてくれたであろう夕ご飯を自分用に取り分けながら]

その時計、文字盤以外ってクリスタル製か何かです？
綺麗ですねぇ。
何か掘り込まれてたりするんでしょうか…。
[...は、珍しそうにカローラの時計を眺めている**]

おや、神父さん。こんばんは。
今日も一日お疲れ様でしたよ。疲れは取れました？

あたしの時計は、ガラスだかクリスタルだかまあよくわからないんですよ。詳しくなくってねえ。
父からはただ大事にしろとだけで、何も聞いてなくて。

なんだかわからなくてもね、あたしはこの時計が大好きなんですよ。
静かに動いてるのを眺めてるのも楽しいもので、時を忘れてしまうんだよねえ。

さて、みんなの分もお夕飯は残しておかなくちゃねえ。