はろー？
なぁんだ。まだあんまり集まってないのねぇ。

[腰の鎖をしゃらんと鳴らしながら、扉を開ける。
時計は、ネックレスの中央に。その繊細な文字盤は、宝石に勝るとも劣らない。]

神父サマもおいでなのねぇ？
夜に教会…いいんじゃない？あたしも昼間はお仕事したいもの。
なんだかんだいって神父サマは熱心ね。お仕事お疲れ様♪

ゲルハルトの時計、いいわよねー。
ムーンフェイズっていうのが渋いわ。うっとりしちゃう。

あたしの時計にも欲しかったなー。ムーンフェイズ。

[そんなことを言いながら、胸元のネックレスを弄る。**]

[新しく来たツィンカを見つけて]

あ、こんばんわー。
ちょっとづつ集まってきたみたいですね

僕はこれでもこの仕事は好きでやってますよ。
好きか嫌いかで言えば大好きです。
面倒か好きかと聞かれたら面倒って答えますけど。

[そういえば、とゲルハルトの時計を覗き込み]

ムーンフェイズは……お月見に便利そう？
今日は月齢２０夜みたいです。
さすがに月の時間までは盗めないですよね、泥棒さんも。

―午前 5:00―
[起床したドロテアは、何時もの様に時計を合わせる。
シンプルで飾り気のない、鉛の時計。
価値があるとすればそう、正確に時を刻むその精巧さ。

57……58……59……00

05:00:00

変わらぬ一日が、今日も始まる。]

本日は時計の針に狂いなし、です。

今まで狂ったことなんてなかったのですから、当然ですのに。
昨日は……やはり村長の仰る様に、集会場の外は違う時間が流れている、ということなのでしょうか。

……まあ、おいおい理解ることです。
今は、御勤めを果たしましょう。

まあ、おはようございます。

[深々と一礼し]

神父さまは朝がお早いのですね。
御朝食は7時になっておりますが、簡単なものでしたら食堂に作り置いておりますので、どうぞご自由にお召し上がりくださいませ。

…また、同じ話…。
何度赦せば気がすむんでしょうね。
あの人は…。

[教会の告解室ドアには
　『出張中です　― とりあえず赦すので帰ってください ―』の張り紙がしてあることだろう]

[つられてお辞儀をして]
あ、おはようございます。

食堂にあったのはあなたが作ってくれたのですね。
ありがとうございます。教会は清貧の思考があるので久しぶりにあんな豪華なご飯を食べましたよ。

朝早くからもう準備してあるのですか？
[少し嬉しそうに食堂の方へ目を向ける]

いいえ、なにぶん私一人ですので、至らぬところも多々ございます。
少しでもご不便のございませんよう努力いたしますので、なにとぞご容赦ください。

[今朝の食事について問われれば、申し訳なさそうに]

お食事の方も昨夜から作り置いておりますので、風味の方まではご期待に沿えないかと存じますが……ご朝食までお待ちいただければ。

それでは、私は朝の支度がございますので、失礼させていただきます。

どうかごゆっくり、お寛ぎくださいませ。

いえ、これから寝ようと思ってますので…もしかしたら朝ごはんは食べれない可能性が…。
だから軽くでも嬉しいですし…教会のはもっと質素ですからね。

昨日ちょっと告解に来た人にいぢわるしたら泣き出してしまって、いえ、赦さなかったらどうなるんだろうと思った僕が悪いんですけど。
それで寝てなくて…。
[困ったように笑いながら一礼]

では頂いてきますねー。

おはようございます。
お食事をご用意しております。

どうかごゆるりと、おくつろぎになってください。

それでは、失礼いたします。

お茶の御用意ができました。

どうか皆様、ごゆっくりどうぞ。

ふぁーあ、眠いな寝ててｒｙ

…寝ていられたらどんなにいいか。
大分寝坊してますけど。僕はそんなこと気にしません。
やることはやってますし、ええ。でも気がかりなので謝っておきましょう。
[あてがわれた個室で欠伸をしながら起き上がると、時計のはめ込まれたロザリオを持って額に当てお祈り]

――さて、
ちょっとお腹がすきましたね。
確かドロテアさんが作り置きしてくれているはず…。
[...は髪の毛を後ろで結ってから、鞄を引きずりながら食堂へ向かった]

お茶まで用意してくれてるんですねぇ、彼女。
忙しそうなのに働き者です。

[残っていた朝ごはんを食べながら、
　ポットのお茶には氷を入れてアイスティーに]

他の皆さんはお部屋に篭ってるのでしょうかね。ツィンカさんはお仕事でしょうけど。
暇なのでホラントさんに噂話でも聞きに行こうかな。
ええ、ぶつぶつ独り言を言ってしまうくらい暇なんですよね。別に寂しいわけじゃないですよ。人恋しいだけですったら。

お夕食が御用意できました。

厨房は23時まで開いてますので、何か御希望がございましたら遠慮なく仰ってくださいね。

ただいまだよ。
いやいや、家の用事が終わらなくってねえ。ようやくひと段落だよ。

ドロテア、いつもありがとうね。
さて、食堂でご飯を頂いてこようかね。

[ホラントの部屋からカラコロと暢気に鞄を引いてくる。
　食堂の前を通った時に、ドアに張られたスケジュールのメモを見て]

あ、夕ご飯の時間でしたね。
冷めないうちに食べちゃいましょう。

…っと、あれ。先客が。
こんばんわー。
カローラさんは今までお仕事でしたか？　お疲れ様です。
[にこにこと頭を下げて、自分も席に着き、軽く祈りを捧げてから食事に取り掛かった]

神父さんも毎日お疲れ様だねえ。
なんだかよくわからないけれど、最近畑の様子がおかしくてねえ……。
苗が一向に大きくならないんだよ。どうしたもんかねえ。刈り取ったはずの実がまた生ってたりするし、噂の時間泥棒ってやつのせいだろうかね？