[紙の束―おそらく書類だろう―を抱え、男はやってきた。]

･･･名は、レオナルド。
発見時の状態。切り裂かれたような後に、右腕のない無残な姿。

物取りの仕業だと思われる、と。

くそ･･･全く･･･旅人が巻き込まれるとは、面倒な。

[一枚ずつ目を通しながら、ぶつぶつと呟く。]

[そして、次の書類をめくると――]

･･･っ、

[見るに堪えない、無残な姿の写真が添付されていた。]

ここが新しい教会か。

何だ、これは･･･

[死体。切り裂かれ、引き千切られ、捩れた身体。
･･･とても人の仕業とは思えないようなものだった。
普通の人ならば、すぐに目を背けるだろう。

が、この男は違った]

この、痕。
･･･食われ、てる？

[そう。まるで獣に食われたかのような、グチャグチャの傷口。]

もう少し、調査が必要そうだな･･･

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あ･･･ついやってしまいましたが、この手の表現が苦手な方、すみません。以後気をつけます。

……こうも物騒な事件が続くと、商売あがったりだねぇ……。

…やれやれ、また事件についての聞き込みかい？　ご苦労なこった。

アタシは何も知らないって言ってんだろ。何回言わせりゃ気が済むのさ。まったく……。