そう、時間泥棒。[クルトの言葉を復唱する形で口にする。]その名の通り、時間を奪っていく泥棒だ。抗う術を持つ者は…。[ポケットに仕舞いこまれていた、大振りな銀の懐中時計を取り出す。]特別な時計を持ち、集会場に来る事の出来る者だけ、だ。クルト君もそれに含まれる。