ちょい顔出し。またくるし！

[今まで厨房で何かしていたのだろう、ふと皆のいる部屋に顔を出して顔を顰める]
なんだい、全く、良い大人が！昼間っから酒なんか飲んでるんじゃないよ！ほら、働いて、働いて！
[テーブルの上を片付けると水を汲んできて酔っ払いの前に置いていく]

よお！
ちーっと、邪魔させて貰うぜ。

[...は、小型の地球儀を模した銀色の時計を左手の上に乗せ、
部屋の中をズンズンと一通り歩き回り　ぼそりと呟く]

ちっ、案の定、やっぱり黒か。
めんどくせーことが起きかけてるようだな。
ま、仕方がねー。しばらくは様子見か。

[言葉と裏腹に、楽しそうな笑みを浮かべると部屋の隅にドッカと腰を下ろし、
　左手の上の地球儀を、右手の中指で擦るように廻した。]

くっくっく。
これで役者は揃ったってわけかい。
いけねえな。昔の血が騒ぎやがる。
こんな事態だってのによ。

若え連中は、こんな事態だってのに、まだ仕事か？

まあ、寿司でも摘みながらゆっくり待つか。

　ちっくたっく
　　ぼーん、ぼーん♪

　おっなかの時計の針はもー３時！

[元気の良い歌声の持ち主は機嫌良く集会場に戻ってきた]

　死体がごろごろー？
　

[辺りを見回して、転がっている人には備え付けの毛布を。起きている人には、ぺこりと頭を下げて挨拶をする。それからヴィルヘルムを見つけると]

　あー！
　そうそう、村長さん
　くまごろーと昨日の夜お散歩してたんだけど


　時計塔の上の方にある窓が開いてたの
　……誰が開けちゃったのかな？

おや、騎士様とご隠居様ではないですか。
これはこれは…いや、アナ君。死体はごろごろしていないから。

[苦笑しながら首を振る。]

時計塔の上にあった窓…？
いや、あの場所の窓は開かないことになっている。
それこそ、妖精が出てこない限り………？

開いてた？

[アナの話を聞き、渋い顔をしながら思案し始める。**]

…ふむ。
クロノスからの手紙だ。時計蒐集家と呼ばれる厄介な時間泥棒が混じっていること、時間泥棒の協力者とやらも紛れ込んでいることを知らせてくれた。
しかし安心してくれたまえ。クロノスの上級ギルド員も既に派遣されているとのことだ。
元々村にいるのか、そうでないのかまでは書かれていないがね。

[時計塔の事で渋い顔をしていたが、手紙の内容を読んだ後、いくらか和らいだ表情に変わる。**]

この村で奪われた時間に影響されない人間が全員揃った、と言うことになるのか。この集まった１６人に時間泥棒が居るということか、難儀な話であるな。

>>318
なるほど、私は時間が盗まれたコトによりループしていたのか。そして今の私は記憶と引き替えにそのループから解放されたワケか。

ありがとう、状況が多少分かったような気がするよ。

こんにちは、いえ、こんばんはという時間でしょうか

[集会所を見渡し、人が増えていることに目を丸くしてから]

ああ、これで全員集まったのですね。嬉しい限りです

時計蒐集家・・・泥棒の協力者・・・それらの方が何処かに居ると言うことなのですね、泥棒に協力するなんて一体何を考えているのでしょうか。
・・・クロノスとやらが解決してくれたら嬉しいかぎりなのですが。

帰ったぞー。
朝はすまんな、いつもバタバタしている。

[周りをぐるりと見回し]

時間泥棒というのが現れたというので、微力ながら助太刀に来たぞ。この村に入ると時間に支配されるから気をつけろ…とこの剣を渡されたが、無事に集会所へついたようだな。
しばらく厄介になる。

…というわけで、若輩者だがよろしく頼むよ、村長。

>>305アル
そう言えばな、俺も思い出したんだ。目覚めのキスは王子様の役目だってなぁ。

[こちらも努めて失態は犯さぬよう、いつものにやり笑いを浮かべそう切り返し。椅子を持って隣にくれば、邪険にはせず迎え入れる]

ふむん？成り代わる、かぁ。まぁ成り代わりされたか良く判らんやつも居るが……村の奴でも当て嵌まるならぞっとするね。

[>>306村長の話をふんふんと聞きながら、ヒルダの酔っ払いっぷりを寧ろ楽しく煽っていた]

[珈琲の良い香りやゲルハルトの来訪は、残念ながら意識まで届かなかったようだ。
ようするに、机でだらしなく寝ていた。　が。]

>>338ゼル婆
ひぃぁ、ごめんなさいごめんなさいっ！

[老婆の一喝に飛び起き、水をかっ食らって部屋に退散した]

[そして今。占拠した部屋からどろりとしながら出てきた]

いよーす……あー頭痛ぇ。
ギュンターにゲルハルトか。

[適当に挨拶し、周りに人が居ればそいつらにも適当に手を挙げ]

泥棒とかそんなちゃちなもんより……今俺は、頭痛のが難敵だ……。

[窓際に席を作ってのろのろとマッチケースを取り出すと、煙草に火を点けた]

[ぽっぴろぱろぴれ]
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　[ぽぽぽぅぽぅ]

[時の流れをしっかり嘴で咥えた小鳥達が、今日も目覚めの唄を歌います]

…………zZZ　ｚｚｚｚ………

[ぴーちくぴー]

[ソファの周りがとってもにぎやか。
　それでもいぎたないクルトは眉をしかめて手を空中に彷徨わせるばかり]

………んー……

[やがて、うめき声と共に無慈悲なクルトの手は哀れな小鳥達を弾き飛ばしました]

………思うんだけど。
時間がループしてるってことはさ。
目覚まし時計のスイッチ切っても切っても、毎日決まった時間に鳴るってことだよな……

……時間どろぼー、ゆる……すまｊ………

[ぱちりと目を開け、座った眼でぼそりとなんだか不思議な理屈を低い声で呟きました。……台詞が終わる頃には、また深い深い夢の中におちていったわけですが**]

―朝―

んん……ふぁぁ……

[もぞもぞと起き上がると毛布がかけられていた。]

おやおやぁ？
えっと……昨日はブランデーが……それでどうしたのだっけ……？

[記憶がひどく曖昧だった。覚えているのは――]

あっ、時計！

……よかった、ちゃんと持ってた……

[ほっと胸をなで下ろした。]