そうね。時間はまだまだ動かないみたいだし、ゆっくりするわ。…ええ、もし偽告発が発生していたらちょっと揺らぐわね。それをしなかったというのは…騙っている時間泥棒の相棒よりも協力者の居残りを優先させたということなのかしら、なんて思ったりもしたの。鑑定士騙りのおじいちゃんは最初から切り捨て要員だったでしょうし。[グラスに注がれたワインを、また一口。]