[(>>34)言葉を聞いて、頭に巡るのはツィンカの明るい笑顔]

……いや、不快に思ったことは一度もない。朗らかなお嬢さんだとは、思って、た、が……。

[むしろ暗くて仕事をするしか脳のない自分にとって、太陽のようにすら感じていた。そんな人がこんなにも近くにいる。鼓動が早まる理由として十分すぎた]

むしろ……す、すき、だ……。

[どうしても緊張で声が上擦り、掠れてしまう。手を重ねられれば、心臓がとくりと跳ねる]

その……私のことを教える代わりに、ツィンカど、……ツィンカのことももっと教えてくれないだろうか？

[なけなしの勇気を振り絞り、重ねられた手をぎゅ、と握った]

［すき、という言葉の響きに、くすぐったそうに微笑む。］

……嬉しい。
あっしも、ギュンちゃんのこと、……すきだよ。

［少し躊躇った後、その音を唇に載せてみる。言い慣れない言葉は恥じらいを加速させて、つい俯いてしまったのだけれど。
自分より一回り大きい手のひらに包み込まれる感触に、いっそう胸が高鳴った］

ん……。
いろいろ、聞いて欲しいッス。

［頷いて彼を見上げながら、期待が募るのを感じる。
(>>0:64)大切な時計の鍵を渡せるのは、この人なのかもしれない、と。］

[ツィンカの姿に、言葉に、耐性のなかった役人は再び目を伏せた。それでも、言葉だけは止めない］

うん。ゆっくりでも良い。ツィンカのこと、もっと、知りたい。

[そう言って、顔を上げると、こちらを見据えるツィンカが見えて、愛しい気持ちが募る。口元は勝手に綻んでいた]

……うん。これから時間は、いっぱいあるからな。

永久でも繰り返しでもない、前へ進むための時間が――。

>>-154ツィンカおねーちゃん
うんうん！
あのね、ずっとAを願ってたの。でも、理由こじつけて主張すると疑われて私が吊られちゃうーって思ったの
現実的にはBなんだろうけど…無理なの。
ツィンカおねーちゃんとギュンターさんに勝てる自信は無いの。

末長くお幸せにー！
(ぴょんぴょん